カンニング竹山の衝撃告白「裕福だった実家の家業が倒産、自身はヤミ金堕ち」初のホームレス役で発揮した“お金で変わる人間”への深い考察


【画像を見る】カンニング竹山さん主演のTikTokショートドラマのシーン

そのテーマを表現したTikTokショートドラマの主演を、カンニング竹山氏が務めた。彼もまた、幼少期から「お金」に振り回される人生を歩んできたという。

そこで今回は、竹山氏の「お金観」について語ってもらった(※本稿は前後編の前編です)。

■幼少期から「お金で変わる人の姿」を見てきた

 メガネのつるにビニールを巻いたり、細かいところですけど、監督に聞きながら人物像を作り上げていくのがすごく楽しかったですね。

 「ペットボトルのキャップがお金になった」ことを自分の中で受け入れるシーンも、演じていて楽しかったです。

 僕自身は、お金で変わる人の姿をいっぱい見てきました。

 人は、お金によってきれいにもなるし、汚くもなる。本当の人間の優しさって何だろうという、うまく言葉にできないイメージがずっとありました。

 銀行も「借りてくれ」とお金を持ってくる時代です。そのお金を投資して、また高値で売る。「あの土地がもうすぐ俺のものになるんだ」というような会話も聞こえてきました。

 家には1億円分の現ナマが置いてあって、父には「これで人間って変わるからな。ちゃんと覚えとけよ」と言われたりしました。

 罪を犯しているわけじゃないし、僕は父の恩恵を受けて生活しているので、よかったなとは思いつつ、どこかでずっと「品がないな」と感じていました。



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