新たなエンターテイメント旋風を巻き起こすべく、滝沢秀明氏が率いるTOBE所属のIMP.が主演舞台「IMPACT」で鮮烈なデビューを飾りました。しかし、その舞台演出に、かつて滝沢氏と共に歩んできたSTARTO社ファンから戸惑いの声が上がっています。
滝沢秀明氏、演出家として始動!しかし…
御園座を舞台に幕を開けた「IMPACT」は、滝沢氏にとってTOBE設立後初の演出作品。影絵や砂を使った幻想的な演出、そしてマスクを用いた斬新なパフォーマンスなど、様々な趣向を凝らした舞台となっています。IMP.だけでなく、同じくTOBE所属の新グループCLASS SEVENも参加し、圧巻の腹筋太鼓を披露。さらに、歴史上の英雄である平将門を題材にした芝居パートでは、10トンもの水を使ったダイナミックな演出も。まさに、エンターテイメントの粋を集めた舞台と言えるでしょう。
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しかし、この舞台構成に、かつて滝沢氏が演出を手掛け、Snow Manが主演を務めた「滝沢歌舞伎」を想起するファンも多いようです。腹筋太鼓や水の演出、そして歴史上の人物を題材にした芝居など、類似点が多く、一部のファンからは「滝沢歌舞伎」の焼き直しではないかとの声も。果たして、滝沢氏は「滝沢歌舞伎」のDNAを受け継ぎながら、新たなエンターテイメントを創造しようとしているのでしょうか?それとも、全く新しい世界観を構築しようとしているのでしょうか?
腹筋太鼓に込められたSnow Manの想い
「滝沢歌舞伎」といえば、鍛え上げられた肉体美を惜しげもなく披露する腹筋太鼓が名物。Snow Manのメンバーにとっても、特別な思い入れのある演目でした。過去のインタビューでは、深澤辰哉さんは「滝沢歌舞伎」の象徴的なシーンが無くなることへの寂しさを吐露。岩本照さんは、観客に鍛え抜かれた腹筋を見てもらえる機会が減ることを嘆いていました。
Snow Manにとって、「滝沢歌舞伎」は単なる舞台ではなく、彼らの成長の証であり、ファンとの絆を深める大切な場だったのでしょう。だからこそ、今回の「IMPACT」での腹筋太鼓の演出に、複雑な思いを抱くファンも多いのかもしれません。
専門家の見解
舞台演出の専門家であるA氏(仮名)は、次のように語っています。「滝沢氏は、日本の伝統芸能と現代的なエンターテイメントを融合させることに長けた演出家です。『IMPACT』においても、その手腕が発揮されていると言えるでしょう。しかし、過去の作品との類似性を指摘されるのは、演出家として避けて通れない課題です。今後、滝沢氏がどのように独自のスタイルを確立していくのか、注目が集まります。」
新たなエンターテイメントの幕開け
「IMPACT」は、滝沢秀明氏とIMP.にとって新たな挑戦の始まりです。過去の成功体験にとらわれることなく、革新的なエンターテイメントを創造していくことが期待されます。そして、観客は、その進化の過程を目の当たりにすることができるでしょう。