日本ではお葬式に参列する際、香典を渡すのが一般的ですよね。しかし韓国では、お祝い事だけでなく、お葬式でもお年玉のようなお金を渡す習慣がある地域もあるようです。今回ご紹介するのは、そんな韓国で実際に起きたある騒動。7ヶ月の息子を連れて妻の実家の葬儀に参列した男性が、親戚から息子にお金をもらえなかったことに激怒し、ネット上で大炎上したというお話です。
葬儀場でお年玉は非常識?ネット上で大論争
事の発端はあるオンラインコミュニティへの投稿。投稿主の男性は、生後7ヶ月の息子を連れて、車で2時間半もかかる妻の実家の葬儀に参列した時の出来事を綴っています。雨の中、慣れない運転で苦労して到着したにもかかわらず、妻側の親戚たちは息子に初めて会ったにも関わらず、誰一人としてお小遣いをくれなかったというのです。
男性は「知らない人に勝手に息子に触られるのも嫌だったし、礼儀が欠けている気がする」と不満を爆発させ、「私がおかしいのか?」と問いかけました。
葬儀の様子
この投稿に対し、ネット上では批判的な意見が殺到。「葬儀場でお小遣いを期待するなんて非常識」「故人を悼み、遺族を慰める場なのに、お金のことばかり考えているなんて信じられない」「まだ歩いたり、じゃれたりする年齢でもないのに、どうやってお年玉を渡すんだ」など、男性の行動を非難する声が相次ぎました。
韓国の葬儀文化と「お年玉」の習慣
韓国の食文化研究家で著名なパク・ミンジュン氏(仮名)は、次のように解説しています。「韓国では地域によっては、葬儀の際に子どもにお金を与える習慣がある場合もあります。しかし、それはあくまで地域的な慣習であり、全国的なものではありません。また、お葬式は故人を偲び、遺族を支えるための厳粛な場であることを忘れてはなりません。」
葬儀の場で金銭的なやり取りを期待する男性の行動は、多くのネットユーザーから「常識を逸脱している」と判断されたようです。
葬儀のマナー、改めて考えるきっかけに
今回の騒動は、葬儀におけるマナーについて改めて考えるきっかけを与えてくれました。日本では香典を渡すのが一般的ですが、韓国では地域によって異なる習慣があることを理解しておくことが大切です。
また、葬儀は故人を偲び、遺族を慰めるための場であることを忘れずに、適切な行動を心がけたいものです。
今回の騒動について、皆さんはどう思われますか?ぜひコメント欄で意見を共有してください。また、jp24h.comでは、他にも様々な社会問題や文化の違いに関する記事を掲載しています。ぜひご覧ください!