イスラエル、シリアやレバノンとの和平に意欲 ゴラン高原は返還せず


 エルサレムでの記者会見で表明した。

 シリアでは昨年12月にアサド政権が崩壊。レバノンではイスラム教シーア派組織ヒズボラが弱体化している。

 サール氏は、2020年に米国の仲介でイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)などが国交正常化を実現した合意に触れ、「われわれの安全保障上の利益を守りながら、平和と正常化の輪に隣国を加えることに関心がある」と強調した。

 一方、イスラエルが1967年の第3次中東戦争でシリアから奪い、占領したゴラン高原について、サール氏はいかなる和平合意の下でも「イスラエルの一部であり続けるだろう」と主張。返還には応じない考えを示した。 



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