【AFP=時事】ウクライナ当局は17日、ロシアによる首都キーウを狙った攻撃で少なくとも14人が死亡、数十人が負傷したと発表した。南部オデーサ州や北部チェルニヒウ州でも負傷者が報告されている。
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夜間の攻撃についてイーホル・クリメンコ内相は「首都のさまざまな地区にある27か所が敵の攻撃を受けた」とテレグラムへの投稿で述べた。
また「住宅や教育施設、重要インフラ施設が被害を受けた」と明らかにし、「死者数は14人に達した。現時点でキーウでは44人が負傷している」とも述べた。
クリメンコ氏はまた、オデーサ州で6人、チェルニヒウ州でも1人が負傷したと説明した。
キーウのクリチコ市長によると、市内ソロミャンスキー地区への攻撃では、米国人1人が死亡した。
「キーウへの攻撃で62歳の米国人が死亡した。当時、すぐ近くで、救急当局による負傷者への手当てが行われていた」と状況を説明した。
ウクライナ大統領府のアンドリー・イェルマーク長官は「キーウ市内の一般市民の居住区に対する新たな攻撃」を非難し、ロシア側が「民間人への戦争を続けている」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News