観光客骨折の30mスライダー、試した職員も骨折 利用開始日に


【写真】スライダー利用の注意掲示

 市によると、40代の男性職員はスライダーの利用が開始された4月25日、試験的に滑って着地した際に右足をひねった。同日夕、病院で受診したところ、すねの骨折が判明した。

 スライダーの管理を担当する同区は、5月8日に職員の骨折を把握。着地部分のマットを3倍ほど長くし、スピードが出ることなどへの注意を呼びかける掲示を2枚追加したという。

 ほかにも、5月5日に小学生の姉に抱えられて滑った2歳の男児が右足のすねを、5月18日に滑った70代の男性が着地時に尻餅をついて尾骶骨(びていこつ)をそれぞれ骨折していたとの情報が寄せられたという。

 台湾からの観光客がけがをしたのは5月28日。30代の女性が着地の際に右足をひねり、すねの骨が折れた。市は事故の連絡を受けた翌日の6月3日からスライダーの利用を停止している。

朝日新聞社



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