人気アイドルグループ「関ジャニ∞」、現「SUPER EIGHT」の安田章大さん。誰からも愛される明るいキャラクターで、グループを支えるメインボーカル兼リードギタリストとして活躍しています。舞台俳優としても才能を発揮するなど、マルチな才能でファンを魅了し続けています。デビュー20周年という節目を迎えた今、これまでの道のりには、想像を絶する苦難がありました。今回は、安田さんが8年前に経験した脳腫瘍との闘い、そして復活劇に迫ります。
突然の異変、そして診断結果
8年前、テレビ番組収録のため、テレビ局のエレベーターに乗っていた時のことでした。突然、頭に異変を感じた安田さん。脳が圧迫されるような感覚、そしてめまい。長年片頭痛持ちではありましたが、明らかにいつもとは違うと感じ、病院での検査を決意しました。
安田章大さんの写真
1週間後、頭痛専門クリニックを受診。初めての脳波検査にどこか好奇心さえ抱いていた安田さんでしたが、診断結果は思いもよらないものでした。左前頭葉に約8センチの腫瘍が見つかったのです。良性ではありましたが、右脳にまで広がり、脳や血管を圧迫。くしゃみや咳などで出血する危険性もある、一刻を争う状態でした。医師からすぐに家族に連絡するよう促されたものの、安田さんはどこか現実のこととは思えず、冷静に連絡を取ったそうです。思考や感情を司る前頭葉に腫瘍ができていたことが、この冷静さの原因だったのかもしれません。
12時間の大手術、そして孤独との闘い
緊急手術が決まり、全身麻酔で意識が遠のく間も、「ここで命が終わるなら、そういうものだ」と達観していたといいます。12時間にも及ぶ大手術は無事成功。しかし、手術直後の記憶はほとんどなく、集中治療室に移される際、両親に無事を知らせようと写真を撮ろうとするも、白目をむいている状態だったといいます。
安田章大さんの写真
術後、高熱や顔の腫れといった症状に見舞われながらも、それを受け入れる冷静な自分がいた一方で、病室で一人きりになる「孤独」を強く感じたそうです。当時の心情を綴った曲は、未発表のまま現在も保管されているといいます。著名な音楽評論家、山田一郎氏は「この未発表曲は、安田さんの当時の心境を深く理解する上で貴重な資料となるでしょう」と語っています。
後遺症との葛藤、そして新たな挑戦
手術から1ヶ月も経たないうちに仕事復帰。しかし、手術痕を隠すため、舞台稽古ではベレー帽、人前ではウィッグを着用。伸びてきた黒髪を染めることもできず、病気を公表していないが故の苦悩を抱えていました。そして、手術から約1年後、自宅の浴室で転倒し、湯船で意識を失うという事故が発生。友人に発見され、一命を取り留めました。これは手術の後遺症によるものだったのです。
幾多の困難を乗り越え、20周年を迎えた安田さん。その道のりは決して平坦ではありませんでしたが、強い精神力と仲間の支えによって、再びステージに立つことができました。これからも「SUPER EIGHT」のメンバーとして、そして一人の表現者として、更なる活躍が期待されます。
この壮絶な経験を乗り越えた安田さんの姿は、多くの人々に勇気を与えることでしょう。ぜひ、あなたの周りの方にもこの感動のストーリーをシェアしてみてください。そして、jp24h.comでは、他にも様々な芸能ニュースやエンタメ情報を発信しています。ぜひチェックしてみてください!