リスボンでケーブルカーが脱線 建物に衝突、15人死亡


 事故が起きた路線はグロリア線。地元の観光サイトなどによると1885年開業で「坂の街」リスボン中心部のレスタウラドーレス広場と丘の上にあるバイロ・アルト地区の約300メートルを結ぶ。

 負傷者18人のうち、5人が重傷。在ポルトガル日本大使館によると、現時点で死傷者に日本人が含まれているとの情報はないが、引き続き情報を確認しているという。

 目撃者は地元テレビの取材に、ケーブルカーが急な坂道を全速力で下り、建物に衝突したと証言した。車両は衝撃で大破した。地元紙はケーブルが緩んでいたことで車両が制御不能となったと報じたが、ケーブルカーの運営会社は定期点検を実施していたと説明した。



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