新緑の季節を迎えた4月、天皇皇后両陛下は、慰霊、式典出席、園遊会など、多忙なご公務をこなされました。国民の関心を集めた硫黄島ご訪問をはじめ、大阪・関西万博開会式、日本国際賞授賞式、みどりの式典など、重要な行事が目白押しでした。中でも、雅子さまはミントグリーンの爽やかな装いで臨まれた「みどりの式典」でのご懇談で、受賞者らと親しく交流されるなど、精力的に活動されました。
4月のご公務を振り返る
4月上旬には、戦後80年を迎えた硫黄島へ慰霊に訪れ、戦没者に哀悼の意を表されました。続いて、大阪・関西万博の開会式に出席され、万博の成功を祈念されました。さらに、科学技術の進歩に貢献した研究者に贈られる日本国際賞の授賞式では、受賞者の功績を称えられました。
天皇皇后両陛下、日本国際賞授賞式に出席(写真:JMPA・2025年4月16日)
そして、4月下旬には、自然環境の保全と緑化推進を目的とした「みどりの式典」に出席。雅子さまは、爽やかなミントグリーンの装いで、受賞者らと和やかに言葉を交わされました。これらの多忙なご公務に加え、その他のお務めもこなされ、両陛下にとってハードな日々が続きました。
雅子さまのご体調と国民の想い
一連のご公務は、雅子さまのご体調が心配されるほどの過密スケジュールでした。しかし、雅子さまは、和服姿で臨まれた春の園遊会でも、招待者と笑顔で懇談されるなど、お元気なご様子を見せられました。「みどりの式典」でも、しっかりとご公務を果たされ、国民を安堵させました。
雅子さま、ミントグリーンの装いでご懇談(写真出典:女性自身)
皇室ジャーナリストの山下桃子氏は、「雅子さまは、国民の期待に応えようと、ご自身の体調管理にも細心の注意を払われている。今回の多忙なご公務を無事に終えられたことは、国民にとって大変喜ばしい」と述べています。
5月以降のご活動にも期待
4月の多忙なご公務を終え、雅子さまご自身も安堵されていることでしょう。国民は、今後も両陛下が健康に留意されながら、ご公務に励まれることを願っています。5月以降も、様々な行事が予定されており、両陛下のご活躍に注目が集まります。