ジャパンライフ元会長破産 娘の元社長も、東京地裁

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 磁気ネックレスの預託商法などを展開し、巨額の負債を抱えて破綻した「ジャパンライフ」(東京)の山口隆祥(たかよし)元会長と娘のひろみ元社長が、東京地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが21日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、ジャパンライフの破産管財人が申し立てた。元会長は9月に、元社長は10月に決定。2人の債権者集会は来年1月28日に予定されている。

 顧客らが同社や元会長らを相手取った損害賠償請求訴訟は各地で起きているが、顧客側の複数の弁護士は、今回の決定を受け、訴訟が一時中断される可能性があるとみている。

 東京地裁は平成30年、法人の破産手続き開始を決定。負債総額は不明だが、民間信用調査機関は29年3月末時点で2405億円としていた。今年4月には警視庁などの合同捜査本部が特定商取引法違反(事実の不告知)の疑いで元会長の自宅などを家宅捜索した。

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