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ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が死去したことを受け、次の教皇を選ぶ密室の選挙「コンクラーベ」が日本時間の7日夜からバチカンで始まります。
【映像の記録】教皇死去…悲しみのバチカンの記録 儀式の“リアル” 「教皇選挙」も目前…システィーナ礼拝堂には煙突設置
ローマ・カトリック教会の次期教皇を選ぶコンクラーベは、バチカンで日本時間7日午後11時半から始まります。選挙権を持つ枢機卿133人がそれぞれ1人の枢機卿を選び、3分の2の票を得る人が出るまで投票が繰り返し行われます。選挙期間中は、枢機卿は外部と連絡を取ることが禁止されていて、午後10時からは、バチカンのほとんどのエリアで携帯電話の電波も遮断されます。
新教皇が選出されれば、礼拝堂の煙突から白い煙があがります。枢機卿らは6日、フランシスコ教皇が生前使っていた指輪を無効にする儀式を行いました。枢機卿の出身国は71か国と多様化が進んでいて、地元メディアは、今回のコンクラーベは、本命が不在で混戦模様だと伝えています。アジアやアフリカ出身者から初めての教皇が選ばれるかも注目されています。