宝塚歌劇団出身の女優毬谷友子(65)が7日、X(旧ツイッター)を更新。自民党の西田昌司参院議員の「ひめゆりの塔」(沖縄県糸満市)をめぐる発言に、不快感を示した。
西田氏は今月3日、那覇市で開かれた憲法改正に関するシンポジウムで、「ひめゆりの塔」に記された内容の「説明のしぶり」が、歴史を書き換えていると主張したと、地元紙などに報じられていた。
「自民党・西田昌司議員 沖縄戦の女子学徒を慰霊するひめゆりの塔は『歴史の書き換え』」と書き出した上で、西田氏の発言「自分たちが納得出来る歴史を作らないといけない」を引用。続けて「本当に言っています。『歴史を作る』。。こんな怖しい発言を、私達は許容していいのでしょうか。。」とつづった。
さらに別の投稿で「『歴史を作る』という事は、『過去を変える』という事です。まさに信じられない発言だと思います」と続けた。
ひめゆり平和祈念資料館では、「ひめゆりの塔」の周囲や資料館に、西田氏が主張したような説明内容の展示は存在しないとしている。