「“教育虐待”を受けた…」男が動機を供述 東大前駅“切り付け”事件


【画像】「“教育虐待”を受けた…」男が動機を供述 東大前駅“切り付け”事件

戸田佳孝容疑者
「自分は教育熱心な親のせいで中学で不登校になり苦労した。親から教育虐待を受けた」

犯行の動機として語られたのは、約30年前に受けた“教育虐待”のこと。教育虐待とは過度な期待を子どもにかけ、限度を超えて教育を強制する心理的、身体的虐待などとされています。

戸田佳孝容疑者
「東大を目指す教育熱心な親たちに、あまりに度が過ぎると子どもがグレて、私のように犯罪を犯すということを世間に示したかった」

戸田容疑者は東大前駅を選んだ理由について「名前に東大とついており、世間の人たちが教育虐待を連想しやすいと思ったから」と供述。殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたことについては「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

近所の人
「最初は行ったり来たりしていたみたいで東京と。(長野を)出るたびにお土産をくれたり、熱田神宮と書いてあるお菓子をお土産にいただいたので『ご実家が向こうですか?』と聞いたら『そうです』と言っていた」

“謙虚な人”そんなイメージだったといいます。

近所の人
「IT技術者と言っていたから在宅でも全然大丈夫と。コロナもあったから、それもあってかなと思って。それで在宅で仕事をしているんだと。だから居ましたよ大抵」
(Q.長野にいる時もITの仕事しながら)
「自宅でしていたんでしょうね。『馬を飼いたい』みたいなことを言っていて、牧草にはどんなのが良いとかそんな話をした」

戸田容疑者は事件を起こした理由として「経済的要因で生活が立ち行かなくなった」という趣旨の供述もしています。警視庁は、長野県から事件当日に上京していることなどから、計画性があったとみて調べを進めています。

テレビ朝日



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