【AFP=時事】ローマ・カトリック教会の新教皇レオ14世は10日、ローマのサンタマリアマッジョーレ大聖堂を訪れ、前任のフランシスコ教皇の墓で祈りをささげた。
バチカンニュースは、フランシスコ教皇の墓前でひざまずく、白いローブ姿のレオ14世の写真を公開した。
レオ14世はこの日、バチカンで枢機卿団と会談し、フランシスコ教皇の「奉仕への完全な献身」を称賛。在位中は前任者の道を踏襲するつもりだと述べた。
教皇とは「神と兄弟姉妹の謙虚なしもべであり、それ以上のものではない」と語った。
レオ14世はまた、自身の教皇名について、労働者の権利を擁護した19世紀の教皇レオ13世に敬意を表したものだと説明。
レオ13世は「第1次産業革命という文脈の中で社会問題に取り組んだ」として、今日、教会の社会教説は「人間の尊厳、正義、労働の擁護に新たな課題を突きつける新たな産業革命と人工知能(AI)分野の発展に応じて」必要とされていると述べた。【翻訳編集】 AFPBB News