[モスクワ 12 日 ロイター] – ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は12日、プーチン大統領がウクライナとの停戦に向け直接協議を提案したことについて、「長期的な平和的解決策を真剣に模索している」と述べた。 ただ、ウクライナのゼレンスキー大統領がプーチン氏との直接会談を求めたことを受け、現時点ではこれ以上発言できないとした。 プーチン氏は11日、「2022年に交渉を打ち切ったのはロシアでなくウクライナだが、われわれは、ウクライナが前提条件なく直接交渉を再開することを提案する」とし「ウクライナ当局に15日にイスタンブールでの交渉再開を提案する」と述べた。これに対し、ゼレンスキー大統領はプーチン氏と15日に直接会談する用意があると表明した。