「髪の毛ボサボサで帰ってきた孫が“借金がある”と…」 360万円を盗んだ宮内庁職員の祖母が明かす 「様子がおかしかった」


 宮内庁職員が天皇ご一家の生活費である内廷費を窃取した前代未聞の事件。同庁は事件の矮小化に躍起で問題職員の性別すら明かさないが、本誌(「週刊新潮」)は独自に職員を特定し、その祖母に話を聞いた。彼女が沈鬱(ちんうつ)な表情で語った、孫の人生と天皇ご一家との特別な関わりとは。

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 愛子さまは世界各国の災害医療の研究者や医療従事者ら約600名を前に、ゆったりとした口調で、

「阪神・淡路大震災、東日本大震災をはじめ、数々の大きな災害を経験してきた日本では、災害医療体制にさまざまな側面から変革を加え、進化させてきました」

 と、よどみなく話された上で、

「この会議は、それらの経験とこれまでに得られた知見や技術を共有する貴重な場であり、さらなる国際協力を促進する機会として、また、これからの時代を担う若い世代に、皆様の豊かな経験や知識を継承する機会として意義深いものとなることと思います」

 とも述べられたのだが、そのお姿は実に堂々たるものだった。高齢化や結婚後の皇籍離脱で、皇族の人数は年々減少の一途をたどっている。成年皇族の負担が増す中で、愛子さまはお務めをしっかりと果たされたのである。

「宮内庁発足以来、初めてのこと」

「宮内庁は天皇ご一家の日常の生活費にあたる内廷費を盗んだとして、20代の係員級の侍従職を1日付で懲戒免職にしたと公表しました。侍従職の40代の課長補佐級職員も、適切な管理を怠ったとして減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと併せて発表したのです」

 とは宮内庁担当記者。

「1日の午後3時に秘書課長がレクを行い、事案が明るみに出たのですが各社、完全に寝耳に水の状態でした。“御手元金”とも呼称される内廷費の窃盗事件は、宮内庁発足以来、初めてのことです」(同)



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