【ワシントン時事】ベセント米財務長官は18日、CNNテレビのインタビューで、格付け大手ムーディーズ・レーティングスが米国債を格下げしたことに関し、米国は投資家から信用を得ていると反論した。
また、高い経済成長を達成することで、債務水準を抑制する考えを明らかにした。
ムーディーズは16日、債務膨張を理由に、米国債の格付けを最上級の「Aaa」から「Aa1」に1段階引き下げたと発表。ベセント氏は、ムーディーズを「さほど信用していない」と述べた。
ベセント氏は、トランプ大統領が先週のサウジアラビアなど中東3カ国歴訪で巨額の対米投資を取り付けたことを引き合いに出し、「われわれは投資家の(米国への)信用を目の当たりにしている」と訴えた。