覚せい剤に手を染め、妻子を失った与沢翼。バンコクの自宅で語った真相「妻に振り向いてもらえず、心の隙間を埋めたくて…」


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覚せい剤に手を染め、妻と子供を失った与沢翼

 同月28日、バンコクに到着して与沢さんが住む最高級タワーレジデンスに向かったところ、再会して開口一番、「LINEの文章、横山さんの言葉ですか?」と聞かれた。「え、もちろん自分で書きましたよ」と戸惑いながらも回答したところ、「ホント?(笑)」という会話から始まった。もしかして僕も疑われている!? そんな不安を抱きながら密着取材が始まった。

 与沢さんは猜疑心が強くなると身の回りのすべてを勘繰ってしまう「ダークモード」と、疑うのをやめて人を信じようとする「トラストモード」の二面性を抱えていた。妻と子供がいなくなったショックと絶望感に加え、寝不足とドラッグの影響から精神状態は非常に不安定になっている。

「やっと話を聞いてくれる人が来てくれてホッとしました」

「やっと話を聞いてくれる人が来てくれてホッとしました。人と久しぶりに接したからというのもあるかもしれません。最近、食欲はまったくなかったのですが、横山さんと一緒ならご飯も食べられたし、ビールも飲めた。私って信頼している人としかご飯を一緒に食べないんですよ」

 与沢さんはほろ酔い気分にもなって明るさと前向きさを取り戻し、「これなら乗り越えられるかも」とかすかな期待を持って初日が終わった。

なぜ覚せい剤に手を染めたのか?語った理由

「’22年のドバイにいた頃から、妻に高級ブランド服などを買っても喜んでくれないし、アクセサリーをプレゼントしてもそっけなかった。週3回デートしてほしいとお願いしたら『週1回なら頑張れる』と言われたんです。『頑張れる』って嫌々デートするってことじゃないですか。『2回ならどう?』と提案すると大口論に! 相当嫌われているんだなと絶望しました。キスをしたら唇を拭かれたこともあって、男として夫としての尊厳が失われていくのと同時に、妻に捨てられる恐怖心が芽生えていった。何をやっても振り向いてもらえない、そんな心の隙間を埋めたくて覚せい剤に手を出してしまった。今も妻に未練があって、依存しているのかもしれないですね」

 寂しさや絶望感からとはいえ覚せい剤に手を出したのは決して許されないが、欲しいものを何でも手に入れてきた“秒速男”も愛する一人の女性を追いかける“非モテ”だったのだ。超高層階に位置する自宅には、妻と3人の子供たちと暮らしていたそのままの光景が今も残っていた。

取材・文・撮影/横山 薫(扶桑社)

日刊SPA!



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