〈60キロ柔道少女→“世界一のグラビア雑誌”の表紙に…モデル・紗世(SAYO)が明かす、デビューのきっかけ「彼を驚かしてみようと…」〉 から続く
【画像】“世界一のグラビア雑誌”の表紙になった4人の母・紗世さんの大胆すぎるグラビア写真を全部見る
Instagramでのセクシーな投稿をきっかけにアメリカの一流雑誌『PLAYBOY』の表紙を飾り、「謎の日本人女性」として話題になったモデルの紗世(SAYO)さん。世界中の有名雑誌に次々と掲載されるも、国内メディアでの露出はほとんどなくベールに包まれていた紗世さんは今、三つ子を含む4人の子育てに奮闘していた。
そんな紗世さんに、過去の下積み時代から三つ子育児のリアルなどについて聞いた。(全3回の2回目/ 続き を読む)
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自分の世界観を表現する場がInstagramだった
――紗世さんのInstagramの写真はどれもゴージャスな世界観ですよね。
紗世さん(以降、紗世)仕事でよく求められるイメージを纏っているだけで、素の自分とはだいぶ違います。
――周りの人も紗世さんとは気づかないですか?
紗世 プライベートでお会いする方には、このお仕事のことは特にお話ししていないんです。ですので、おそらく気づかれていないと思います。
――2019年には『PLAYBOY』誌の表紙を飾り、「謎の日本人女性」として一躍話題になりました。その直前にはグラビア引退を考えていたそうですが、この間に何があったのでしょうか?
紗世 当時は周りから「グラビアはやめてほしい」と言われることが多く、次第に自分でもその活動を公にすることを控えるようになっていったんです。
そうした経緯もあって、30歳を迎える少し前のタイミングで、自分の好きな世界観を思いきり表現し、それを一区切りにしようと決意しました。
そのきっかけとなったのが、Instagramでした。
――日本のグラビアでは、紗世さんの好きな世界観を発揮できる場がなかった?
紗世 日本のグラビアだと表現の幅が狭いところもありますし、大前提として、男性のための、男性目線での表現なんですよね。
なので、自分で撮影する時には、ひとつのストーリーみたいなものを想像しながら、誰かと一緒にいるような感じでワイングラスを一つ置いてみたり、本当に楽しみながら、衣装一つにしても、髪の毛1本の流し方にしても、全部自分好みに仕上げた“趣味”として写真を撮り始めたんです。