台風被害復旧に17・7億円 静岡県補正案、ラグビーW杯記念碑も

[ad_1]



台風19号の暴風雨や高潮で、根こそぎ倒された松=静岡市清水区の三保松原(同市提供)

台風19号の暴風雨や高潮で、根こそぎ倒された松=静岡市清水区の三保松原(同市提供)

 静岡県は25日、今秋連続して県内を襲った台風の被害に関する災害復旧費17億7100万円を柱として、計30億5400万円を一般会計に追加する12月補正予算案を編成した。特別会計、企業会計を合わせた補正予算案の総額は31億5900万円で、来月2日開会の県議会12月定例会に提出する。

 災害復旧費の内訳は台風15号関連が6100万円、19号関連が17億1千万円で、大半が被災した港湾や道路、河川など公共施設の復旧費用に充てられる。来年度の予定分を含めて、清水港をはじめとする港湾・漁港14カ所、海岸の堤防16カ所、リニア中央新幹線建設予定地につながる東俣線を含む林道53カ所などが対象となる。そのほか、暴風雨で浸水して壊滅的な打撃を受けた県特産のワサビの復興に向け、2840万円を用意して農家に対し種苗購入費を補助する。

 さらに、今後の防災対策として、過去10年間に水害などが発生した136河川の洪水浸水想定区域図を作成し、これを基にハザードマップを作成・修正する市町を支援する。県は「いずれは全ての県管理河川の洪水浸水想定区域図をつくりたい」としている。

 豚コレラ(CSF)対策では、農家の負担なく養豚場に野生動物の侵入防止柵を設置できるよう、国の補助に上乗せして県独自の補助を行う。

 また県は、ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会で8強入りした日本代表の活躍を受け、エコパスタジアム(袋井市)内に記念モニュメントを設置すると決めた。エコパは、日本代表が強豪アイルランド代表を破る劇的勝利を飾った舞台。大会のレガシー(遺産)を後世に残すため、2千万円の予算を確保して今年度中に制作を発注し、W杯から1周年となる来年9月のお披露目を想定している。

[ad_2]

Source link