安倍首相、ローマ教皇と会談 拉致問題提起へ

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会談に臨むローマ教皇(法王)フランシスコと安倍晋三首相(右)=25日午後、首相官邸(春名中撮影)

会談に臨むローマ教皇(法王)フランシスコと安倍晋三首相(右)=25日午後、首相官邸(春名中撮影)

 安倍晋三首相は25日、ローマ教皇(法王)フランスシコと首相官邸で会談した。北朝鮮の完全な非核化が重要であるとの認識を共有するとともに、首相は日本人拉致問題の早期解決に向けて理解と協力を要請したとみられる。

 会談の冒頭、首相は「日本とバチカンは、平和、核なき世界の実現、貧困の撲滅、人権、環境などを重視するパートナーだ」と述べた上で、教皇の訪日を契機として「バチカンとの協力をさらに拡大していきたい」と語った。

 首相と教皇の会談は、2014年の首相のバチカン訪問時以来、5年ぶり2回目。このとき、首相が教皇の来日を要請していた。

 首相は教皇との会談で、国際的な諸課題についてバチカンとの一層の関係強化を図る考え。特に拉致問題解決に向けて教皇の協力を得られれば意義は大きい。

 教皇は、キリスト教カトリック信徒約13億人のトップに立ち、約180カ国・地域と外交関係を持つバチカンの元首でもある。高い情報収集力と発信力を背景に、教皇の言動は国際社会に大きな影響力を持つだけに、教皇を通じて拉致問題を世界に伝え、解決への機運を高めることが期待できる。

 会談後、首相と教皇は官邸で要人や外交団との集いに出席。首相はスピーチで、核兵器のない世界の実現に向けた決意を表明し、教皇は民族間や国家間の紛争に関して対話による解決の重要性を訴えた。

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