「火垂るの墓」7年ぶりの地上波放送へ 長かった空白、臆測の拡散も


【画像】ポスターをよく見ると…清太と節子の頭上に黒い影?

 金曜ロードショーは1985年10月にスタート。翌86年初放送の「風の谷のナウシカ」を皮切りに、多くのジブリ作品を繰り返し放送してきた。

 火垂るの墓も89年以降、1~4年おきに放送し、これまでに計13回。だが、高畑勲監督の死去を受けた2018年4月13日の追悼放送が最後になっていた。

 「となりのトトロ」やナウシカなど、ほかの定番ジブリ作品は変わらず放送を重ねるなか、7年もの空白が続いた火垂るの墓。SNSを中心に「火垂るの墓は悲惨すぎるからか?」などと臆測が飛び交い、時には「放送禁止になったのでは」という解釈が拡散したこともあった。

 これに対し、日テレの福田博之社長は、会見で「ほかにも放送していないジブリ作品はある。特別な理由があるわけではなく、色々な状況から編成判断をしている」と述べた。

朝日新聞社



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