ウクライナへの長距離攻撃権限付与「政治的解決に反する」、ロシアが警告


ドイツのメルツ首相はこの日、WDR欧州フォーラムで、ウクライナに輸送される兵器に射程距離制限がないことについて発言。射程距離制限がないということはウクライナがロシアの軍事目標を攻撃できることを意味すると指摘し、ドイツ政府はウクライナへの軍事支援を継続するために全力を尽くすと述べた。ただ、ドイツ政府当局者は、これは政策の変更を意味するものではないと述べた。

メルツ氏は自身の発言が、野党党首時代に求めていたウクライナへの空中発射型長距離巡航ミサイル「タウルス」の供与を意味するのかについては明言しなかった。

これに対しペスコフ氏は、「もし実際にそうした決定がなされたとすれば、政治的解決に至るというわれわれの願望に完全に反する」と述べた。

複数の関係筋によると、ウクライナのゼレンスキー大統領は28日にベルリンを訪問する予定。



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