【北京共同】中国政府は、重要な軍需産業施設の撮影やスケッチ、測量などを無断で行った場合、スパイ行為や犯罪として処罰することなどを規定した「重要軍需産業施設保護条例」を公布し、9月15日に施行すると発表した。新華社電が26日伝えた。
同条例では、重要な武器や装備の研究、製造、試験、保管などのために使用される研究管理機関やテスト施設、製品倉庫、専用港湾、空港などを「重要軍需産業施設」と規定。
同施設の安全を守ることを条例の目的とし、施設関係者以外の人員や車両などが許可なく入ることを禁じ、撮影なども当該地域の主管部門の許可を得る必要があるとした。