最近、インスタグラムにマリファナ吸引する姿を頻繁にアップしているジャスティン・ビーバー。セミ・リタイア状態にあるビーバーには、お金にまつわる心配な噂が絶えない。人気長寿連載セレブウォッチャーPeachesがチェック!
ジャスティン・ビーバーに多額の借金
最近、明らかになったのは、ビーバーが約2年前に袂を分かった音楽界の大物マネージャー、スクーター・ブラウンに多額の借金があるという驚愕の事実。ビーバーが負債を負った原因は、ラムゼイ・ハント症候群で一時休養したせいだという。当時、ワールド・ツアー「Justiceツアー」の真っ最中だったが、ビーバーは健康を優先し、公演の一部をキャンセル。そのためツアー・プロモーターAEGから受け取っていた前金4000万ドル(57.4億円)のうち、2400万ドル(約34.4億円)を返済する義務が生じた。ビーバーはその後10年間にわたって分割払いで返済することに同意したが、実際に支払ったのは一度だけだったという。
スクーター側はビーバーに借金返済を迫ったりはしなかったが、新たにマネジャーになったルー・テイラーが書類を調べた結果、スクーターに2,600万ドル(約37.3億円)の手数料を過払いしていたと推測したのがそもそもの始まり。ビーバーがスクーターに支払った金額は実際に支払われるべき金額より100万ドル(約1.43億円)少なかったことが監査で判明し、ゴシップ・サイトTMZによると、スクーターは、100万ドルの支払いをビーバーに求めることをせずに借金を帳消しにしたという。
大物のスクーターにとって100万ドルがはした金というわけではなく、彼はビーバーが財政難であることを熟知していたからだろう。実際、彼がマネージメントしていた2022年末にビーバーは楽曲カタログを2億ドル(約287億円)で売却。その際にスクーターは数ヶ月待てば節税できるとビーバーを説得したが、すでに多額の借金があったビーバーが売却を推し進めたという。さらにビーバーには昨年3月、自身の資産3億ドル(約430億円)を浪費したとしてファイナンシャル・マネージャーを訴えることを検討しているという噂も浮上していた。音楽業界を離れたとはいえ、情報通のスクーターがビーバーの経済状態を知っていたのは間違いない。
だがしかしジャスティン・ビーバー側がこの内部監査が不正だったのではないかと言い出したため、さらに6ヶ月かけて独立監査が実施され、その結果、ビーバーはスクーターに対して880万6000ドル以上(約12.6億円以上)の債務を負っていることが判明したのだ。100万ドルどころか、その約9倍! 内部監査が不正などと言い出さなければ…まさに自業自得。