[モスクワ 28日 ロイター] – 米政権のケロッグ特使は28日、第3次世界大戦の恐怖をあおったとして、ロシア国家安全保障会議副議長のメドベージェフ前大統領を非難した。
トランプ米大統領は27日、ウクライナ北東部などで勢力を拡大し、停戦協議を拒否しているロシアのプーチン大統領について、「火遊びをしている」と非難。「私がいなかったら、ロシアにはすでに本当に悪いことがたくさん起こっていたはずだ」と述べた。
メドベージェフ氏はこれに対し、「本当に悪いことはただ一つ、第3次世界大戦だ。トランプ氏がこれを理解してくれることを願う!」とXに投稿していた。
ケロッグ氏はXで「第3次世界大戦の恐怖をあおるのは残念で無謀なコメントだ。世界の大国にふさわしくない」と指摘。「トランプ大統領はこの戦争を止め、殺りくを終わらせるために働いている。われわれはあなた方が1週間前に約束した覚書の受領を待っている。今すぐ停戦せよ」と記した。