ダークダックス、60年の足跡 ぞうさん選曲2枚組CD

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ダークダックスのぞうさんこと遠山一さん=東京都新宿区(石井健撮影)

ダークダックスのぞうさんこと遠山一さん=東京都新宿区(石井健撮影)

 ダークダックスの60年に及ぶ足跡をたどる2枚組CDが発売された。「ぞうさんが選ぶ『我ら60年の歩み』 ダークダックス・プレミアム・ベスト」で、ぞうさんこと遠山一(はじめ)(89)が選曲した。

 ダークは、昭和26年に結成された4人組男声コーラスグループ。追従するグループが多数誕生するなど時代を切り開いた。

 今回、ぞうさんは、ダークのレパートリーを「黒人霊歌」「日本の歌」など8つに分類し、それぞれを短く説明するナレーションも録音した。

 「あれを入れようか、これはやめようかと就寝前に検討。楽しかった」

 曲を選ぶうちに、さまざまなことを思い出した。もっとも鮮烈なのは、32年の初リサイタルの成功。結婚した年でもあった。興奮したのは、35年に旧ソ連でロシア民謡を歌って大喝采を浴びたこと。

 ぞうさんによると、ダークは、4人でこたつに入って一つの譜面を読んでいるようなものだった。歌声が形を得て、風船のように浮かんでいるのが見えた。「それがすごくいい気分なんです」。つらいこともあったが「4人だから嘆きもやわらいだ」と振り返る。

 3人はすでに亡い。ダークは、60周年の平成23年に活動を休止した。ぞうさんは、一人で舞台に立つなど、今も歌い続けている。

 「舞台の有無にかかわらず、1日1時間は歌うように心掛けています。歌は私の健康の秘訣(ひけつ)ですから」(石井健)

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