5位 ドナルド・トランプ・ジュニア
推定純資産:5,000万ドル(約72億円)
『フォーブス』誌は2024年11月に、トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニアの純資産について5,000万ドルと見積もっている。彼はきょうだいと共にトランプ・オーガナイゼーションの運営に関わり、トランプ氏と関係のある企業の株式から毎年多額の収入を得てきた。
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写真/ドナルド・トランプ・ジュニアと彼の最新の恋人でソーシャライトのベティナ・アンダーソン。
過去には不動産開発プロジェクトや、水耕栽培レタス事業など自らの判断で複数の投資に挑戦するものの、いまいち成果を上げられていなかったドン・ジュニアだが、近年ビジネスフィールドを“政治”に移してからは本領発揮。
回顧録にしてトランプ氏の政敵を痛烈批判した『Triggered: How the Left Thrives on Hate and Wants to Silence US』を2019年に出版。保守派向け動画配信サイト「Rumble」をメインに配信する同名のタイトルのポッドキャストでは保守派へのインタビューや左翼批判がリスナーから大好評で、『フォーブス』誌はドン・ジュニアがこの事業で2年間で数百万ドルの収益を生み出した可能性があると報じている。
さらに前述のエリック同様、トランプ家の最近の暗号資産への積極的投資でドン・ジュニアも大きな利益を得ている可能性があり、半年前の推定純資産額を今は大きく上回っているかもしれない。
4位 イヴァンカ・トランプ
推定純資産:5,000万ドル(約72億円)
ドナルド・トランプ大統領の長女イヴァンカ・トランプの推定純資産額は5,000万ドル。彼女は不動産や本の執筆、自身のファッションブランドやコンサルティング契約など、さまざまな事業から収益を得ている。
個人で見るとイヴァンカの資産額は兄ドナルド・トランプ・ジュニアや弟エリック・トランプと同額だが、夫婦単位で見ると様子が違ってくる。
イヴァンカは2009年に不動産などで財をなした富豪クシュナー家を継いだジャレッド・クシュナーと結婚。これにより彼女の夫婦単位で見た時の推定純資産額は8億~9億5,000万ドルと、きょうだいと圧倒的な差をつけている。
第1期トランプ政権では政権運営に積極的に関わっていたイヴァンカとジャレッドだが、今期は極力目立たないようにしてアラベラ、ジョセフ、セオドアの3人の子どもの子育てにまい進している様子。イヴァンカの現在についてはこちらの記事に詳しい。