アナログ似顔絵「今でも有効」 兵庫県警、連続ひったくり犯逮捕の決め手に 

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「似顔絵技能員」の巡査部長が描いたひったくり犯の似顔絵(兵庫県警提供)
「似顔絵技能員」の巡査部長が描いたひったくり犯の似顔絵(兵庫県警提供)
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 事件解決の鍵は、地域のお巡りさんが描いた「似顔絵」だった。神戸市などで今年8月に発生した2件のひったくり事件。警戒中の捜査員がわずか数日のうちに似顔絵そっくりの男を特定し、逮捕につなげた。一見アナログと思える捜査手法だが、時には犯人逮捕の決め手になるという。兵庫県警幹部は「犯人の割り出し捜査において、いまでも有効だ」と強調する。(林信登)

 事件は8月1日午後2時半ごろ、神戸市西区内の路上で発生。自転車に乗っていた80代女性が、前かごに入れていた現金5万円入りのカバンを自転車の男にひったくられた。

 帽子にチェック柄の上着を着た60代くらい。前後にかごが付いたシルバーの自転車-。県警神戸西署の地域課に所属する「似顔絵技能員」の男性巡査部長(31)が被害女性の記憶をもとに、犯人の特徴を鉛筆でA4サイズの紙に描き出し、似顔絵と自転車に乗った後ろ姿の2枚をわずか数十分で完成させた。

 県警は299人の警察官を似顔絵技能員に指定。各警察署に分散配置し、事件が発生すると速やかに現場に駆けつける。髪形や服装など犯人の特徴を被害者や目撃者から聞き取り、どこまで細部を正確に描けるかが腕の見せどころという。

 2枚の絵を手に、捜査員が犯人の割り出し捜査を始める。数日で自転車に乗る似顔絵とよく似た男の防犯カメラ映像を入手。約3週間後の8月26日には、カメラ映像と同じ自転車の男を現場から1・5キロ離れた同県明石市のJR明石駅前で見つけた。

 「犯人に間違いない」

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