「私もコメは買ったことがない」「カリフォルニア米はまずい」小泉農相批判で大炎上「野村元農相」の講演は失言のオンパレードだった


【写真を見る】旅行先の韓国で「コメ」を買う日本人が続出 韓国のスーパーで実際に売られている「コシヒカリ」

 ***

江藤拓前農相の失言を「悪くない」と擁護

「この日は鹿児島県内3カ所でこのような会合が開かれたのですが、マスコミに取り上げられたのは1カ所目の鹿屋市での発言だけです。実は2カ所目、3カ所目でも野村氏はヤバい発言を連発していました」(政治部デスク)

 その一つが2カ所目の曽於市での、江藤拓前農相を擁護した発言である。下記は野村氏の発言内容だ。

「お隣、宮崎県の江藤大臣がちょっと口走ったことが問題になりました。今日はマスコミの人たちもたくさん来ておりますが、私はそんなに悪いことを言ったような気はしないんです」(野村氏の講演より)

自分の「汚染水」発言についても「そんな悪いことを俺は言った覚えはない」

「私もコメを買ったことはありません。女房がいつも買っていますから」(同)
「タクちゃん(江藤氏のこと)もそういう言い方をすれば良かったんですよ」(同)

 言うまでもなく、国民が江藤氏の「コメを買ったことがない」発言に反発したのは、国民がコメ価格高騰に苦しんでいるのに現場を知ろうともしない農政トップの無責任な姿勢に怒ったからだ。野村氏はズレた擁護をしただけでなく、自身も農相を経験していたにもかかわらず、自分ではコメを買ったことがない、と悪びれずに言ったのだ。

 この発言に会場は笑いで包まれたというが、それに気をよくしたのか、野村氏は“過去の自分”まで擁護し始めた。

 23年8月、当時農相だった野村氏は福島第1原発の処理水を「汚染水」と発言し、批判を受けて謝罪に追い込まれた過去がある。そのことを持ち出して、

「処理水って言わないといけないのを、それまでは汚染水と言っていた。女性記者だったんですが『汚染水って大臣、今、言いましたよね!』って言うので、いやいや、処理水を汚染水って(以前は)言ってたんだからと言ったんですが、『大臣が汚染水って言った』とデカデカと新聞に書かれてしまいまして。そんな悪いことを俺は言った覚えはないんだけどなぁと思いながら」(同)



Source link