立憲民主党の小沢一郎衆院議員が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。小泉進次郎農相をめぐる現状について、私見をつづった。
自民党の野村哲郎元農相は5月31日、鹿児島県鹿屋市で開かれた森山裕幹事長の会合で挨拶した際、進次郎氏の手法をめぐり、党の農林部会にはかっていないとして「ほとんど自分で決めて自分で発表してしまう。そういう大臣ですから、森山先生からチクリと、やっていただかないと今後心配だ。やっぱり、ルールというのを覚えていただかないといけないと思っている」などと述べ、その発言などがメディアで報じられた。そして一部メディアは、81歳の野村氏に対しネットで非難の声があがっているという趣旨の話を報じるなどした。
こうした状況をうけ、小沢氏はXを更新。「『備蓄米放出で小泉進次郎農相に苦言の81歳元農相にネット非難殺到』などとニュースになっているが、これも自民党のシナリオ通りの茶番劇」と明言しつつ、切り出した。
そして「敵・悪役を作り、小泉氏の人気を上げ、彼を看板にして選挙は楽勝という魂胆。裏では話がついている」と分析し、「劇場型政治ほど危険なものはない。事態は悪くなるだけ」と警告した。
この投稿に対し「選挙対策&宣伝がモロ…」「何事も本質を大切にしたいです」「郵政民営化のような悪夢はもう懲り懲りです」「小泉頑張れー、を演出したいわけか」などとさまざまな声が寄せられている。