俳優の土屋アンナが1日、日本テレビ系「おしゃれクリップ」で、20歳で妊娠した当時のことを振りかえった。
土屋は3度の結婚を経験しているが、最初の結婚は20歳だった04年。ブレークした映画「下妻物語」のプロモーション中で妊娠が発覚し、マネジャーも務めていた土屋の母は「喜んであげたいが、いろんなところに迷惑をかける。私の第一声でおめでとうという言葉はない。嫌なのではなく、瞬間、困ったという言葉が出ちゃった。それが(アンナにとっては)ママが喜んでくれないと…」と思われてしまったといい「でも、私の中で産まないという選択肢はなかった。大丈夫、なんとかなると」と思っていたとも語った。
土屋は「子どもを産みたいと思っていた。できたから年齢、仕事関係なく、よっしゃーと。でも子どもがいるといったら周りが騒ぎ出して、ダメダメって(言われて)。ダメってあるんだ」と驚いたという。
母親からは「産まないとは絶対言ってなくて、当時の若い私達では無理でしょ?と言葉で伝えてくれた」といい、もしも土屋の子供達が同じようになったら、当時の母と同じことを伝えると明言。「めちゃめちゃお金がかかるよ、やりたいことせずに、全部子どものためにできるんですか?ってママは言いたかったんだと思う」と理解した。
そして実際に出産するも「当時は長男には申し訳ないぐらい、全然できてなかった」と反省。「仕事も増えてきちゃったり、元父親さんが亡くなったり、事件が勃発していた」と元夫が25歳の若さで急死したことなどもあり、大変な苦労をしたが、「だからこそ明るくなったし、ママが『大丈夫。子どもはみんなで育てる』って」と支えてくれたことに感謝していた。
土屋は04年4月にモデルの男性と結婚。同年11月に長男を出産。06年7月に離婚したが、08年5月に元夫は25歳の若さで急死した。