女優の今田美桜(28)が、今年末の「NHK紅白歌合戦」で司会を務めることが決定し、大きな注目を集めています。“福岡で一番かわいい女の子”から国民的人気女優へと成長を遂げた彼女ですが、その活躍の裏で、業界関係者からはキャリアにおける「課題」を指摘する声も聞かれ、その背景と真意を探ります。
 今田美桜、NHK紅白歌合戦司会決定後の最新ポートレート
今田美桜、NHK紅白歌合戦司会決定後の最新ポートレート
国民的朝ドラ『あんぱん』での成功と橋本環奈との比較
スポーツ紙記者は、今田美桜の紅白歌合戦司会抜擢を「順当な結果」と評価。主演のNHK連続テレビ小説『あんぱん』は先月、平均世帯視聴率16.1%で好評のうちに最終回を迎え、やなせたかし氏の妻、暢氏をモデルとした役柄を見事に演じ切りました。その人気は、同じ福岡出身で“千年に1人の美少女”と称される橋本環奈(26)を凌ぐ勢いとの見方も出ています。
これまで何かと比較されてきた二人ですが、橋本はデビューや人気先行で“先輩格”でした。紅白司会も今田が今年初に対し、橋本は昨年まで連続3回も大役を任されていました。しかし、橋本主演の前々作朝ドラ『おむすび』が史上最低の平均世帯視聴率13.1%を記録しキャリアに影を落とす中、『あんぱん』で評価を上げた今田が、まさに「主役交代」とばかりに紅白司会の座を勝ち取った形です。
次なる「CM女王」への道と専門家からの厳しい評価
今田美桜は、女優業の傍ら「CM女王」の座も視野に入れます。今年上半期のニホンモニターCM起用社数ランキングでは、大谷翔平選手(31)と並び3位タイの15社に起用。1位の芦田愛菜(21)19社、2位の川口春奈(30)18社に続く位置で、さらなる伸びしろが指摘され、来年にはトップに躍り出る可能性も。1本3000万円といわれるCM単価も、「紅白効果」で高騰が見込まれます。
しかし、キー局プロデューサーからは「“トップ女優”と持て囃すのは時期尚早」との厳しい声も。その理由は「元気でかわいらしい役柄以外に代表作がない」という点です。表現力の幅不足が課題とされ、『あんぱん』でも竹野内豊(54)、松嶋菜々子(52)、二宮和也(42)らベテラン共演者に助けられていた側面が指摘されます。また、先月アンバサダーを務めた『世界陸上』(TBS系)でのコメントも、陸上経験者にもかかわらず「薄口」との評価があり、今後のさらなる成長が期待されます。
紅白司会という大役を掴み、CM業界からも熱い視線を浴びる今田美桜は、エンターテイメント界を牽引する存在です。真の「トップ女優」としての地位確立には、演技の幅を広げ、多様な役柄に挑戦し、確固たる代表作を築くことが求められるでしょう。今後のさらなる活躍と成長に注目です。
参照元: Yahoo!ニュース (https://news.yahoo.co.jp/articles/7b4d587bf0f39cc4c2aa5b27b9c9aafa900fd3b0)
 
					




