元木大介さん、長嶋監督時代の秘話明かす「何がすごいかって相手チームの選手や裏方さんが球場の裏に来て…」


【写真】なだれ込んだファンに胴上げされる長嶋茂雄 日本シリーズV

 巨人時代、長嶋さん命名の「クセ者」として活躍した元木大介さんは、1996年の「メークドラマ」について「我々にとってメークドラマもすごく良かったですけど、やっぱり10・8(の中日との最終決戦)ですよね。あの10・8の時のミーティングで長嶋さんが最後に『勝つ!勝つ!勝つ!』って言って出ていった時に、もう選手全員が大声を出してホテルを出ていったのが本当に最近のようですね、本当」と回顧。

 司会の宮根誠司氏に「元木さんは子供の頃、長嶋さんの現役の頃のプレーは?」と聞かれると、「あまり記憶はないですね。僕が生まれて3年後ぐらいにもう長嶋さんはやめられてるんで。もう映像だけだったですね。でも、ミスタージャイアンツ、ミスタープロ野球と言われる方。藤田(元司)さんが監督の時に僕が入団したんですけど、長嶋さんに(監督が)なると言った時は本当に『ウソだろ?』って思いながら…」と返答した。

 「でも、実際、僕らは同じユニホームを着て戦ってるんで『長嶋さんだ』って感じだったんですけど、何がすごいかって相手チームの選手や裏方さんが球場の裏に来て、長嶋さんのサインをもらいに来るんですよね。今から試合だっていうのに」と振り返ると「でも、それぐらい長嶋さんっていうのはすごい人なんだなって。その下で僕ら働けてるっていうのが本当にうれしかったですね」と、しみじみ話していた。

報知新聞社



Source link