俳優・菅田将暉の母・菅生好身(よしみ)さんが4日、日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話」2時間SPに出演。長男・菅田、次男でマルチクリエーターのこっちのけんと、三男・菅生新樹の息子3人を全員、自宅で出産したことなどを明かした。
【写真】3兄弟の母・好身さん 経営コンサルタントの父・新さんと夫婦並んで笑顔
経営コンサルタントの父・菅生新さんは、テレビやラジオなどメディア出演も多いが、好身さんはテレビ初密着。ヒロミは「お母さん出るんだ」と驚いた。
こっちのけんとは、大学時代にアカペラグループで歌っていたが、大学卒業後は、もうスターになっていた兄・菅田に気を使い、東京のコンサル会社に就職。父の還暦パーティを11月に控えた2019年、自宅で倒れ、双極性障害(そう状態とうつ状態を繰り返す)と診断された。
好身さんは「けんとから『実は今日、倒れた…。記憶が飛んでじゃって。会社いけない』と電話かかってきた。声のトーンがいつもと違って…びっくりした」と明かす。翌日、大阪の実家に戻ると「人が全く違ってたんで…危険だな、と。言葉のかけ方で、本当に自殺するんじゃないかと思うぐらい…『危ない』と思ったんで慎重に対応しないといけないな、と」「目を合わすのがちょっときついかな、と、精神的に普通じゃなかったんで」と振り返った。
還暦の会では歌を披露する予定だったが、「前日まで泣いてた、人前に出られない、怖くて」。それでも衣装を着て、歌い出すと、がらりと様子が変わり、笑顔も。父・新さんは「そのあと(歌ったあと)ぶっ倒れてましたけど」と苦笑した。
結局、会社は退職。サラリーマン生活は約1年で、リハビリを兼ねて自宅で歌ったり、動画を作ったりするように。新さんは「兄貴(菅田)が『歌作れるんやったら、オリジナル作れよ』って」と菅田が弟に助言したことで、楽曲を制作するようになり、「はいよろこんで」などの歌が生まれたことを明かしていた。