11月30日に60歳の誕生日を迎えられた秋篠宮さま。長年にわたりタイ研究の第一人者として殿下と親交を深めてきた大阪外国語大学名誉教授の赤木攻氏(81)が、ジャーナリスト江森敬治氏の独占取材に応じ、秋篠宮さまとの40年にわたる交流の軌跡とその「人間的成長」について語りました。この貴重な証言は、多忙な公務と学術研究を両立されてきた殿下の知られざる一面を浮き彫りにします。
11月30日に60歳の誕生日を迎えた秋篠宮さま
皇嗣殿下として迎えられた還暦:責任と共に深まる人間性
赤木氏は、秋篠宮さまの還暦に際し、心からの祝辞を述べられました。「秋篠宮殿下、還暦、本当におめでとうございます。僕はそのうちの40年間にわたり、間近で接する機会を得ました」と語る赤木氏。特に印象的だったのは、50歳を過ぎて「皇嗣殿下」となられてからの10年間だといいます。この期間、殿下は公務が大幅に増加する中で、「人間として大きく成長された」と感じていると赤木氏は証言しました。多大な責任と公務の増加が、殿下の内面をさらに豊かにしたことが伺えます。
19歳でのタイ訪問が人生の転機に:メコンオオナマズとの出会い
赤木氏が秋篠宮さまと初めて出会ったのは、殿下が19歳だった1985年8月。当時、殿下は友人や先生たちと共に初めてタイを調査訪問されており、赤木氏はタイの日本大使館で専門調査員を務めていました。最初は皇室に詳しくなかったため案内役を一度は断ったものの、「日本側からの推薦もある」と押し切られた経緯を明かしました。この調査旅行こそが、秋篠宮さまがタイとの関係を深める決定的なきっかけとなります。
この旅行で赤木氏が特に印象に残っているのは、バーンパイン離宮での出来事でした。池で泳ぐ巨大な魚に殿下が魅入られ、パンを与えてその様子を熱心に観察されていたといいます。赤木氏はこの時の光景を振り返り、「後に殿下はプラー・ブック(世界最大級の淡水魚、和名はメコンオオナマズ)の研究をしますが、今から考えると、そこで大きな魚に魅入られたんと違うかな」と語り、この時の出会いが殿下の学術研究に繋がった可能性を示唆しました。
深まるタイとの絆と知られざる交流秘話
赤木氏は、秋篠宮さまの「最側近研究者」の一人として、また学術顧問として、20回以上にわたり殿下のタイ訪問に同行してきました。この長年の交流を通じて、赤木氏は殿下のタイへの深い理解と情熱を間近で見てきました。記事のさらなる詳細では、赤木氏が明かした「タイの一夜」に関する秘話や、留学先から寄せられた連絡、さらには紀子さまから小室圭さんと眞子さんの結婚に関して受けた相談など、秋篠宮ご一家を取り巻く様々な側面が報じられています。
まとめ
秋篠宮さまの60歳の還暦を機に、長年の親交を持つ赤木攻氏が語った証言は、殿下が19歳でタイと出会って以来、学術的な探求心と公務への献身をどのように育んでこられたかを示しています。特に皇嗣殿下となられてからの10年間における「人間的成長」は、激務の中で殿下が内面を磨き、より一層の責任感を持って公務に臨まれている証左と言えるでしょう。今後も秋篠宮さまが日本の皇室の一員として、また研究者として、国際社会に貢献される姿に注目が集まります。




