人気俳優、吉沢亮さんが自身の心温まる、それでいて少し切ない若き日の恋の体験を明かしました。TBS系で放送されている人気番組「日曜日の初耳学」の公式YouTubeチャンネルに登場した際、語られた意外なエピソードに多くのファンが注目しています。今回は、20代前半の吉沢さんが経験した、カフェでの運命的な出会いと、その後の展開について詳しくご紹介します。
始まりは地元のカフェで
吉沢亮さんがこのエピソードを語ったのは、「日曜日の初耳学」の番組内での一幕。YouTubeチャンネルで公開されたその注目シーンによると、彼の淡い恋の始まりは今から約10年前、彼が21歳か22歳だった頃に遡ります。舞台やドラマで忙しい日々を送っていた吉沢さんの心を射止めたのは、なんと地元の駅近くにあるお洒落なカフェで働く一人の女性でした。
吉沢さんは、その女性に文字通り「一目惚れ」してしまったといいます。彼女に会いたい一心で、普段はあまりカフェに行かないにも関わらず、その日から「ほぼ毎日」そのカフェに通うようになったというから、その熱い想いが伝わってきます。多忙な俳優がこれだけ足繁く通うというのは、相当な魅力があったのでしょう。
TBS系「日曜日の初耳学」出演時の吉沢亮さん
先輩からのアドバイスとまさかの展開
しかし、ただカフェに通っているだけでは関係は進展しません。吉沢さんは当時共演していた舞台俳優の先輩にこの話を相談したそうです。経験豊富な先輩は、吉沢さんの純粋な恋心を応援し、具体的なアドバイスを送ります。「明日の舞台のチラシを持って行って、『ぜひ観に来てください』って渡せ。それを口実に連絡先を聞けばいいじゃん」と、なんとも実践的な戦略を授けました。
勇気を出して先輩のアドバイス通りに舞台のチラシを手に、いつものカフェへ向かった吉沢さん。しかし、ここでまさかの展開が待っていました。なんと、その日から件のカフェ店員さんがお店を辞めてしまっていたのです。吉沢さんはこの時のことを振り返り、「苦笑い」を浮かべていました。せっかくの一歩を踏み出そうとした矢先の出来事に、さぞかしがっかりしたことでしょう。
半年後の運命的な再会…かと思いきや
カフェを辞めてしまい、諦めざるを得なかった吉沢さん。しかし、彼の淡い恋は完全に終わったわけではありませんでした。それから約半年後、偶然にも電車の中でその女性と再会したのです!これぞまさに運命的な展開。吉沢さんは迷わず声をかけたことでしょう。
再会した彼女から、現在は別のカフェで働いていることを聞き、「じゃあ、そっちに行きます!」と伝え、今度こそ連絡先を交換できる、あるいは新しい職場で会えるチャンスだと思ったに違いありません。
届かなかった想い、その結末
新たな希望を胸に、彼女が働くという別のカフェへ足を運んだ吉沢さん。しかし、ここでも彼の恋は実を結びませんでした。2度そのカフェを訪れたそうですが、残念ながら彼女に会うことはできなかったのです。
結局、吉沢さんはその恋を「諦めましたね」と、少し照れくさそうに語っていました。一目惚れから始まり、ほぼ毎日カフェに通い、先輩のアドバイスを受け、一度は再会を果たしながらも、最終的には想いが届かなかった、切ない恋の物語。俳優として活躍する吉沢亮さんの、私たちと同じような、あるいはそれ以上にドラマチックな恋愛経験の一端を知ることができました。
このエピソードは、「日曜日の初耳学」のYouTubeチャンネルで視聴可能です。吉沢さんの飾らないトークと、若かりし頃のキュートな一面をぜひチェックしてみてください。