元フジテレビアナウンサーの中村仁美さん(45)が6月4日放送の『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)に出演し、お笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹一樹さん(57)との結婚に際し、実の母親から猛烈に反対されていた過去のエピソードを詳細に明かしました。現在はフリーアナウンサーとして活躍する中村さんが語った、結婚までの道のりと家族との葛藤に注目が集まっています。
元フジテレビアナウンサー中村仁美さんが笑顔を見せる様子
人気アナウンサーと大物芸人の出会い、そして猛アプローチ
中村さんと大竹さんの出会いは、中村さんがフジテレビに入社して間もない頃、バラエティ番組での共演がきっかけでした。大竹さんの方から積極的に連絡を取り、何度も電話をかけたそうですが、当時の若い中村さんは「芸人さんは遊んでそう」というイメージから、最初は大竹さんからの電話を無視していたといいます。しかし、大竹さんの persistent なアプローチが続き、次第に彼の人柄に惹かれていった中村さんは、交際へと踏み切りました。交際開始当時、中村さんは22歳、大竹さんは34歳で、12歳の年齢差がありました。この年の差について、中村さんは「12個上の人と付き合うことなんて、この先の人生でないかなと。そういう経験もいいかな」と考えていたと振り返っています。
8年の交際期間と中村さんからの逆プロポーズ
お二人はその後、8年という長い交際期間を過ごしました。この間、大竹さんからはなかなか結婚の話が出なかったため、中村さんは別れを考えることもあったそうです。しかし、別れを切り出そうとした翌日、突然大竹さんの顔が光って見え、「この人が結婚相手だ」と強く感じたといいます。この直感に従い、なんと中村さんの方から大竹さんに「逆プロポーズ」を行い、その日のうちに結婚式の日取りまで決めてしまったという劇的なエピソードを披露しました。
母親からの「結婚反対」手紙とその理由
大竹さんへの深い愛情から自らプロポーズした中村さんでしたが、母親を説得することには大変苦労したと明かしました。結婚前、母親から「お母さんは結婚反対です」と書かれた長文の手紙を受け取ったそうです。その手紙は「4枚くらい」にも及び、反対の理由が具体的に記されていたといいます。母親が挙げた反対理由の一つ目は、お二人の熱愛が初めて週刊誌『FRIDAY』に掲載された際、大竹さんが中村さんの実家に挨拶に来なかったこと。二つ目は、中村さんが入社2年目という立場で撮られたことについて、「12個上の芸人さんがそんな入ったばかりの新入社員に手を出すなんて、赤子の手をひねるぐらい簡単なことなのよ」と母親から諭されたことでした。さらに、中村さんが母親に大竹さんを会わせた際も、母親からは「会えば分かってくれるって言われたから会ったけど、会っても嫌でした」と、会ってなお猛反対されたことを語りました。
結婚後の関係の変化とおしどり夫婦ぶり
しかし、結婚後、中村さんの母親の大竹さんに対する評価は一変したといいます。現在では「仁美ちゃん、本当にいい人と結婚したわよね」と話すほど、二人の関係は良好になったそうです。中村さんのご実家はかなり厳格な家庭だったため、当初はお笑い芸人である大竹さんとの結婚を認められず、門前払いに近い対応だったとされています。ただ、大竹さんが諦めずに何度も実家を訪ね続けたことで、その誠実な人柄や真摯な態度が伝わり、最終的に結婚の許しを得ることができたと報じられています。結婚に至るまでには様々な困難がありましたが、今では芸能界でも知られる「おしどり夫婦」として知られています。
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中村仁美さんが『上田と女が吠える夜』で明かした、さまぁ~ず大竹さんとの結婚を巡る母親との葛藤は、多くの人が共感する家族と結婚のテーマを描き出しました。厳格な実家の反対、そしてそれを乗り越え、最終的に母親との良好な関係を築いた中村さんと大竹さんのエピソードは、二人の絆の強さと大竹さんの誠実さを物語っています。紆余曲折を経て結ばれたお二人は、これからも芸能界きっての仲の良い夫婦として歩んでいくことでしょう。