名大医学部、慶応医学部、東大理3に“すべて合格”も、「理3を退学」彼が選んだ《その後の道》


【写真】3浪で理3に合格も、退学。その後の大竹さんの人生は?写真は現在の大竹さん

 今回お話を伺った大竹さんは、3浪で東京大学理科3類に進まれた方です。

 医師になりたいと考えた大竹さんは、1浪目で名古屋大学医学部に合格、2浪目では慶応義塾大学医学部に合格したものの、諦めきれずに東大の理科3類を受け続けます。

 しかし、3浪の末に合格して進んだ東大の理科3類も退学した彼は、驚きの選択をします。

 なぜ別の大学に入学しても、3浪してまで東京大学理科3類にこだわったのか。

 大竹さんは1970年3月、愛知県の蒲郡市に、公務員の父親と主婦の母親のもとに生まれました。

小さいころの大竹さんは、本を読んだり、山の中に入って遊ぶのが好きな子どもだったそうです。

「父方は農業の家系で、母の血筋はみな教育者の家系でした。私はそれをどちらも受け継いでいて、本を読むのが好きでしたし、山や田んぼでメダカやトンボ、クワガタを捕まえるのも好きでした。友達はそんなにいなかったのですが、自然と本が友達という感じでした」



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