【06月09日 KOREA WAVE】韓国の企業に勤務する40代の会社員が2日に放送されたJTBCの番組「事件班長」で、新入社員の臭いによって業務に支障を来しているが、打つ手がないという悩みを訴えた。
会社員が勤めるのは、社会的配慮が必要な人々の雇用促進を目的とした企業で、多様な背景を持つ社員が在籍。問題の新入社員もそうした配慮対象に該当するという。
その社員は全くと言っていいほど入浴していないようで、髪や顔には常に脂が浮き、洗濯していないのか1週間ずっと同じ服を着ていることもある。
特に苦痛なのは強烈な体臭。見た目が不潔なだけでなく、臭気が職場全体の環境を悪化させ、同僚たちの業務にも支障が出ている。その社員がトイレを使った後はしばらく使えないほどで、仕事の話をしていても頭が痛くなるほどだという。
暑さが増すにつれて汗の臭いも加わり、状況は深刻化。会社側は本人に助言したが、「分かりました」と返答するだけで行動に変化は見られない。
その社員は営業部門に属しており、外部との打ち合わせも多い。だが、衛生状態のあまりの悪さから、会社は彼を外し、別の社員を代わりに派遣している。
相談した会社員は「本人はこの状況をまったく深刻に受け止めていない。これからさらに暑くなることを考えると不安で仕方がない」と訴え、「本人を傷つけずに理解させる方法はないか」と悩んでいる。
この記事には多くのネットユーザーから共感の声が寄せられ、「私の隣の席にも同じような人がいて扇風機の裏にディフューザーを置いて耐えている」「ゴミ屋敷に住んでるのでは」「こういう人、本当に多い」といった反応が見られた。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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