小室眞子さん第一子誕生正式発表:宮内庁の説明と「遅れた公表」が招いた波紋

アメリカ・ニューヨーク近郊で暮らす小室圭さん、眞子さん夫妻に待望の第一子が誕生したことが報じられ、その後、宮内庁が事実を追認する形で発表を行いました。しかし、この公表のタイミングを巡っては、様々な声が上がっています。秋篠宮家にとって、第一子誕生は世間のムードを一変させる千載一遇の好機となり得たにも関わらず、その機会を逸したのではないか、という指摘が根強く存在するのです。

宮内庁の発表詳細と吉田皇嗣職大夫の説明

5月30日、秋篠宮さまご一家を支える皇嗣職トップの吉田尚正皇嗣職大夫は定例会見で眞子さんの出産を正式に明らかにしました。大夫の説明によれば、眞子さんは皇籍を離脱して一般人として静かな環境で日々を過ごしてもらいたいという意向が強く、プライバシーに配慮する考えだったとのことです。しかし、一部メディアによって出産の事実が報じられたため、それを踏まえて事実を公表する運びとなったと述べました。この宮内庁の説明に対し、担当記者からは「眞子さんの静かに過ごしたいという考え方は理解できないわけではないが、『遅かれ早かれ公表することになるのだから、然るべきタイミングで情報を開示した方がよかったのではないか』という声が多く聞かれた」と指摘されています。第一子誕生という国民の注目を集める慶事であるからこそ、なぜもう少し早く、公的な発表の形を取らなかったのか、という疑問が残る形となりました。

ニューヨークで買い物中の小室眞子さんと圭さん夫妻。体型の変化が報じられた時期に関連報道があった写真ニューヨークで買い物中の小室眞子さんと圭さん夫妻。体型の変化が報じられた時期に関連報道があった写真

公表タイミングへの疑問と以前の報道

特に「ゆったりシルエット」の眞子さんの姿を捉えた3月の週刊新潮による報道以降、メディアの間では懐妊の可能性を確認しようとする動きが大きくなったとされています。女性セブンなどが具体的な出産の事実を報じた後も、宮内庁はしばらく静観の姿勢を崩していませんでした。小室夫妻から秋篠宮家側に妊娠や出産のスケジュールがいつ、どのような形で伝えられたのかは、現在のところハッキリとは分かっていません。しかし、多くの国民が注目するテーマである以上、何らかの然るべき発表が早期にあっても良かったのではないかという意見は少なくありません。

秋篠宮さまの判断と逆風ムードの背景

今回のような重要な事実の公表タイミングをうかがっていたとの見方もありますが、最終的に事実を公表するか否かを判断するのは秋篠宮さまご自身であると見られています。一部では、秋篠宮さまが様々な報道が出てくるまで発表を控えるよう指示されていたとの観測も出ています。秋篠宮家を巡っては、眞子さんと圭さんの結婚発表以降、圭さんの母・佳代さんと元婚約者との間の金銭トラブルが繰り返し報じられるなど、現在まで強い逆風ムードが続いてきました。この逆風の中で、第一子誕生という慶事をどのように国民に伝えるかは、皇室全体のイメージにも関わるデリケートな問題だったと言えます。

結論:好機を逸したとの指摘

小室眞子さんの第一子誕生は、秋篠宮家を取り巻く厳しい状況を和らげ、国民からの共感を得る可能性を秘めた出来事でした。しかし、宮内庁の公表がメディア報道の後追いの形になったことで、「なぜもっと早く、然るべき形で発表しなかったのか」という批判や疑問が残り、結果として世間のムードを劇的に変えるまでには至らなかったとの見方が支配的です。第一子の誕生という慶事であったにも関わらず、公表の仕方一つで惜しまれる結果となった今回の経緯は、今後の皇室の情報公開のあり方にも一石を投じるものと言えるでしょう。国民の関心が高い事柄に対する、より積極的で透明性の高い情報提供が求められているのかもしれません。

参照元

https://news.yahoo.co.jp/articles/01079ba475dd9061dc94f00e42d02d17125fc8f2