秋篠宮家の次女・佳子さまが6月4~17日の日程でブラジルを公式訪問されている。今年は日本とブラジルが外交関係樹立の130周年の節目の年にあたるため、ブラジル政府から招待があり、佳子さまの訪問となった。行く先々で大きな歓迎を受け、その様子が現地に到着した日から日本でも連日報じられている。皇室番組の放送作家のつげのり子さんは、佳子さまのブラジル訪問は「絶妙なタイミング」だったとし、期待することがあると話す。
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6月4日午後5時30分ごろ(日本時間)、佳子さまは鮮やかなコーラルピンクのスーツで成田空港を民間機で出発。アメリカのシカゴを経由し、5日午前にブラジル・サンパウロに到着し、イビラプエラ公園にある日本移民の先人を弔う「開拓先没者慰霊碑」に供花された。
約2週間というブラジル訪問の日程がスタートしたが、その佳子さまの様子は毎日、報道されている。ある地上波の報道番組公式サイトでは「写真100枚以上 佳子さまブラジル公式訪問 随時更新」と題して報じており、更新された写真はなんと207枚(10日午前現在)。佳子さまのブラジル訪問への期待を感じる。2001年から皇室番組の放送作家を務めで、「佳子さまの素顔: 可憐なるプリンセスの知られざるエピソード」の著者でもあるつげのり子さんは、今回の佳子さまのブラジル訪問は「絶妙なタイミング」だと話す。
“絶妙”というのは、3月25日に国賓としてブラジルのルーラ大統領夫妻が来日しているからだ。国賓の受け入れはコロナ禍で中断しており、6年ぶりだった。国賓の来日は2019年のトランプ大統領以来で、令和になってから2回目のため、宮中晩餐会などの様子は大きく報じられた。
「ルーラ大統領夫妻が国賓として来日してから、3カ月もおかずに佳子さまがブラジルを公式訪問されるというのは絶妙なタイミングだと思います。ルーラ大統領は、天皇、皇后両陛下から、宮中晩餐会などおもてなしを受けたことにとても感激したとお話しされ、その様子はブラジルでもニュースとして報じられました。そうした影響で親日度がより高まっているタイミングで、佳子さまがブラジルを訪問されて、改めて日本への親しみと関心がグッと高まるのではないかと思います」