【ワシントン時事】ラトニック米商務長官は14日、日本製鉄の米鉄鋼大手USスチール買収に関し、経営の重要事項に強い権限を与える「黄金株」により、大統領の承諾がなければUSスチールの社名変更や本社移転などができないと明らかにした。
米政府の「介入」が経営の自由度を狭める恐れもある。
黄金株は経営の重要事項に拒否権を持つことができる特殊な株式。日鉄はUSスチールの普通株を100%取得して完全子会社化する一方、米政府に黄金株を発行する計画だ。
【ワシントン時事】ラトニック米商務長官は14日、日本製鉄の米鉄鋼大手USスチール買収に関し、経営の重要事項に強い権限を与える「黄金株」により、大統領の承諾がなければUSスチールの社名変更や本社移転などができないと明らかにした。
米政府の「介入」が経営の自由度を狭める恐れもある。
黄金株は経営の重要事項に拒否権を持つことができる特殊な株式。日鉄はUSスチールの普通株を100%取得して完全子会社化する一方、米政府に黄金株を発行する計画だ。