大阪府議会の自民・無所属議員団、府が無償譲渡した釜石港のガントリークレーンを視察

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 東日本大震災の復興状況視察のため大阪府議会の自民党・無所属議員団14人が29日、岩手県釜石市の釜石港を訪れ、震災復興支援で大阪府から岩手県に無償譲渡されたガントリークレーンや湾口防波堤、甲子(かっし)川水門を見て回った。

 同議員団の釜石港視察は平成27年以来4年ぶり4度目。前回の視察時点でガントリークレーンの無償譲渡が両府県間で調整が進められており、同議員団も実現を後押しした経緯がある。

 平成29年に堺泉北港から釜石港に移設されたガントリークレーンは県内初の施設。海外航路が開設され、新たな物流拠点が釜石市内に設けられるなど震災復興に大きく貢献している。

 三陸沿岸道や釜石道など高速道路網の整備で、釜石港のコンテナ取扱量は30年に7000TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個)を超え、10月末で前年実績を突破、年々増加している。

 国土交通省東北地方整備局釜石港湾事務所の案内で船上からガントリークレーンを視察した議員団の鹿田松男政調会長は「大阪が復興のお役に立てて誇りに思う」と感慨深げに話した。

 議員団は昨年3月に復旧したギネス世界記録で「世界で一番深い防波堤」(水深63メートル)に認定された湾口防波堤、津波対策で基礎杭が最長35・5メートルもある甲子川水門を見て回った。

 冨田忠泰副政調会長は「南海トラフが30年以内に80%の確率で起こると予想されており、防災にしっかり取り組まないといけないと改めて感じた」と話していた。

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