横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の第23話が15日に放送され、世帯平均視聴率が8.8%だったことが16日、分かりました(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。前回の視聴率からわずかに減少しましたが、放送後には次回登場する新キャストが大きな話題を集めています。
視聴率推移と最新データ
本作は初回に世帯平均視聴率12.6%を記録してスタートしました。第22話は9.4%でしたが、今回放送された第23話は8.8%となり、前回から0.6ポイントの減少となりました。また、個人視聴率は5.2%でした。これらの数値は、関東地区におけるビデオリサーチの調査によるものです。
「江戸のメディア王」を描く物語
「べらぼう」は、日本のメディア産業の礎を築いた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯をドラマチックに描く、大河ドラマ第64作です。脚本は森下佳子氏。NHKドラマ初主演の横浜流星さんが主人公の蔦重を演じ、語りは綾瀬はるかさんが九郎助稲荷として担当しています。
第23話「我こそは江戸一利者なり」の展開
第23話では、蔦重(横浜流星)が手がけた狂歌の指南書などが好評を博し、耕書堂が江戸で注目される本屋へと成長していく様子が描かれました。その一方で、誰袖(福原遥)は廣年(ひょうろく)を説得し、直接オロシャとの取引を進めようと画策します。物語の終盤には、後に蔦重の妻となる、てい(橋本愛)が初めて登場し、今後の展開への伏線が張られました。
次回予告に登場!注目の新キャスト陣
第23話放送後、番組公式インスタグラムでは、次回に登場する新キャストの扮装姿が公開され、話題に。蔦重推しの女将三人組として、マツ役を伊藤かずえさん、タケ役をベッキーさん、ウメ役を福田麻貴さんが演じることが発表されました。また、ていがお世話になる和尚、覚圓役としてマキタスポーツさんも登場します。
大河ドラマ「べらぼう」次回登場の新キャスト陣の扮装姿、公式インスタグラムより。マツ役伊藤かずえさん、タケ役ベッキーさん、ウメ役福田麻貴さん、覚圓役マキタスポーツさん。
特にベッキーさんは、役作りのため人生初のグレーのカラコンを入れたことも話題です。次回予告映像にもその姿が映し出され、ネット上では「凄いメンバー」「ベッキー!?びっくり」「福田麻貴さん時代劇似合う」といった驚きの声多数。
次回放送時間の変更について
なお、次回の放送となる6月22日は、東京都議会議員選挙の開票速報が組まれているため、通常の午後8時からの放送ではなく、午後7時14分からの前倒し放送となることが発表されています。視聴予定の方はご注意ください。
第23話の世帯平均視聴率は前回からわずかに低下しましたが、物語は蔦重を取り巻く人間関係や新たな展開を見せており、次回からは注目の新キャストも加わります。放送時間の変更にも留意しつつ、今後の「べらぼう」の展開に引き続き注目が集まります。
出典:
報知新聞社