日本テレビ系で放送された「24時間テレビ48―愛は地球を救う―」のチャリティーランナーを務めたアイドルグループ「SUPER EIGHT」横山裕(44)の密着ドキュメンタリー番組「横山裕24時間マラソンの裏側~子供たちのために走った真夏の挑戦!~」が1日に放送され、グループの仲間である村上信五(43)が見せた“らしからぬ”姿がファンの間で大きな感動を呼び、涙を誘いました。この感動的な一幕は、SUPER EIGHTのメンバー愛がいかに深いかを改めて示し、SNS上では「村上さん」がトレンド入りするほど注目を集めました。
横山裕ゴール直前、村上信五が見せた「衝動」の瞬間
ファンの涙を誘ったのは、ドキュメンタリー番組が終了するわずか2分前のシーンでした。24時間マラソンのゴール地点である東京・両国国技館を視界に捉え、これまで横山裕を支え続けてきたスタッフと固い握手を交わし、別れを告げる場面。カメラがその瞬間を捉えつつ、次に映し出したのは、ゴールでランナーを迎え待つSUPER EIGHTのメンバーたちでした。
24時間テレビのマラソンに挑戦するSUPER EIGHT横山裕。ゴールを目指し、疲労の中にも強い意志が感じられる表情。
その中で、村上信五は「来た?」と身を乗り出し、逸る気持ちを抑えきれない様子。足元のスタッフが彼を制止しようと体に手を伸ばすも、村上はさらに「来た?や、もうええやろ!」と叫びながら一歩踏み出し、目の前のカメラマンの脇をすり抜け、まるで人波をかきわけるようにして、一目散に横山のもとへと駆け出しました。ナレーションでは「矢も盾もたまらず、村上が走り、残るメンバーが後に続く」と読み上げられ、村上に続いて他のメンバーも門を通り過ぎたあたりで横山に駆け寄り、感動の再会を果たしました。この瞬間は、多くの視聴者の心に深く刻まれることとなりました。
「仕事人間」からの逸脱 ファン感涙の声続々
この村上信五の行動は、X(旧Twitter)上で瞬く間に大きな反響を呼びました。普段は番組の司会も務め、常に冷静でプロフェッショナルな「仕事人間」というイメージが強い村上が、段取りやカメラの位置、番組構成といった全てを無視して走り出したことに、ファンからは驚きと感動の声が続々と寄せられました。「あの村上信五さんが段取りとかカメラ無視して走り出すんだよ」「我慢しきれずに真っ先に飛び出す村上さん」「めっちゃ仕事人間だからカメラアングル、スタッフの動き、番組構成諸々すべて頭に入ってるはずなのに」といったコメントが溢れ、彼の深いメンバー愛が浮き彫りになりました。
「涙腺が崩壊した」「これを愛と言わずしてなんという」など、多くのファンが感涙。村上の“らしからぬ”衝動的な行動は、SUPER EIGHTメンバー間の固い絆と、横山裕に対する深い愛情を如実に示し、放送直後には「村上さん」がXでトレンド入りするなど、その感動は社会現象となりました。
SUPER EIGHTの固い絆が示す、真のメンバー愛
SUPER EIGHT村上信五が見せた24時間テレビでの衝動的な行動は、単なる番組の一幕以上の意味を持ちました。彼の「らしからぬ」振る舞いは、長年にわたり共に歩んできた横山裕への深い信頼と、グループのメンバー間の揺るぎない絆を雄弁に物語っています。プロ意識が高いことで知られる村上が、その枠を超えて感情を露わにしたことは、多くの視聴者、特にファンにとって、計り知れない感動と共感を呼びました。この出来事は、SUPER EIGHTが単なるアイドルグループではなく、強い「家族」のような結びつきで結ばれていることを改めて証明し、彼らの活動をこれからも応援し続けるファンの心に温かい光を灯しました。
Source: 中日スポーツ