田中美奈子、飾り気ない「素顔」を愛した町内会での結婚秘話

女優としてトレンディドラマに出演し、ボディコン姿で歌手としても活躍した田中美奈子さん。その華やかなイメージとは裏腹に、私生活では飾り気のない「素顔」で地域に溶け込む彼女が選んだ結婚相手は、意外にも長年の知人でした。今回は、7歳年下の俳優・岡田太郎さんと結ばれた、その知られざる結婚の経緯と結婚観に迫ります。

女優・田中美奈子さん、飾り気のない素顔と結婚についてインタビューに応じる女優・田中美奈子さん、飾り気のない素顔と結婚についてインタビューに応じる

町内会で育まれた15年の交流

田中さんと夫の岡田さんは、結婚前に実に15年間もの長い間、家族ぐるみで親しくしていました。二人は同じ町内会のご近所さんで、彼女にとって彼は7歳年下の「弟のような存在」。恋愛対象として意識することは全くなかったそうです。

予想外の「結婚前提」の告白

しかし、夫となる岡田さんは、長年田中さんのことを密かに想い続けていたといいます。世話好きな性格で男気のある彼女を「カッコいい」と憧れていた夫から、ある日突然「いま、つき合っている人いるの?」と聞かれました。田中さんが「いるけど、結婚までは考えていない」と答えると、彼はさらに予想外の言葉を放ちます。「じゃあ、僕と結婚を前提に考えてみない?」このまさかの告白に、田中さんは「冗談でしょ!?」と驚き、母に話した際も「太郎君、大丈夫!?頭おかしくなっちゃった?」と本気で心配されたほどでした。

「素顔」を愛してくれる存在が決め手

弟のように思っていた相手からの告白を受け、田中さんは深く考えるようになりました。そして、「彼ほど素の私を知っている人はいない」という事実に気づきます。女優としての姿ではなく、すっぴんでTシャツ・ジーパン姿で町内会の世話をする普段着の自分を好きだと言ってくれる。そこに、自分の本質を見てくれている安心感を得たのです。一緒にいれば飾り気なく、気を張る必要もない。心がラクで楽しいだろうと想像しました。かつて尊敬する先輩から「結婚する相手は、肩書きや財産などすべて取り払った素の姿で決めなさい」というアドバイスをもらったことも、この時の決断を後押ししました。

決断からわずか3ヶ月後のスピード入籍

岡田さんの人柄を長年知っていた田中さんは、「これってアリかも!」と思い、当時交際していた相手との関係を整理。彼の申し出を受け入れ、それからわずか3ヶ月後には入籍に至りました。

素顔を愛する結婚観の価値

田中美奈子さんの結婚秘話は、世間のイメージや肩書きではなく、自分自身の「本質」を理解し受け入れてくれるパートナーを見つけることの価値を教えてくれます。長年培った信頼関係と、飾り気のない素顔を愛してくれる存在こそが、真の幸せにつながる結婚の形なのかもしれません。

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