女優、永野芽郁(25)との不倫騒動の渦中にある俳優、田中圭(40)が18日、東京都内で行われたWOWOWの主演ドラマ「おい、太宰」(29日後10・0)の完成報告会見に登壇した。
4月24日発売の「週刊文春」で不倫疑惑を報じられて以来、5月に主演舞台を務めたが、報道陣の前で会見するのは初めて。昭和にタイムスリップして、敬愛する作家、太宰治に会う平凡な男という役柄を意識してか、焦げ茶色の地味なスーツとネクタイ姿で登壇した。
会見前、報道陣に配られた説明書に質問は司会者による代表質問のみで、登壇者への呼びかけNGのただし書きがあり、ピリピリムード。田中も最初こそ神妙な顔だったが、脚本と演出を担当した三谷幸喜氏(63)からオファーを受ける前「プライベートな場所で会ってまして…」と三谷氏と親しいことを打ち明けると、雰囲気が一転した。
その言葉尻をとらえた三谷氏が「それ、いやらしい!」と突然、声高にジョークで指摘。小池栄子(44)がかぶせるように「お前が悪い!」と決めつけると、田中は「ただのジムですよ、ジム」と白状し、タジタジとなる展開に…。不倫疑惑を連想させるこのやりとりに田中も苦笑。その後も三谷氏のユーモアあふれる受け応えに田中も声を上げて笑い、報道陣の間からも笑い声がもれた。
この日の田中の印象について、報道陣の間からは「以前よりやや頬がこけたし、会見中は終始、目が泳いでいた」「でも、顔色はよかったし、想像していたより元気そう」という声も。田中は約30分の会見の去り際、深々と報道陣に頭を下げたときには再び神妙な顔に戻っていた。
なお、田中と永野の所属事務所は、ともに報道を否定している。