三菱商事、国内3海域の洋上風力撤退を表明 コスト上昇、採算取れず


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 三菱商事はプレスリリースで「地元の方々をはじめ、関係する皆様のご期待に応えられない結果となったことを重く受け止めております」などとコメントした。

 撤退するのは、秋田県能代市・三種町・男鹿市沖、秋田県由利本荘市沖、千葉県銚子市沖の3海域すべてになる。それぞれ三菱商事や中部電力の子会社などが企業連合を組み、国の公募に応じて、2021年12月に事業者に選ばれていた。28年以降に運転を始める予定で、3海域含めた発電規模は約170万キロワットと原発1.7基分にあたる。

 公募時に提示した売電価格は1キロワット時あたり11.99~16.49円で、国の想定や他社の提示額を大幅に下回る価格だった。

朝日新聞社



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