コメ流通把握へ、異例の大規模調査 小泉進次郎農水相「流通解明に本気」


こうした大規模な調査は初めてで、小泉氏は「前例のない取り組み。流通全体の解明に本気だという明確なメッセージにしたい」と強調。かねてから「複雑怪奇」と指摘してきたコメの流通構造の解明を急ぐ。7月下旬に結果をとりまとめたい考えだ。

これまで大規模な集荷業者や卸売事業者を中心にコメの在庫を調査してきた。約7万の事業者には、コメを年間20トン以上扱う米穀店なども含まれる。

調査では6月末現在の集荷、仕入れ、販売、在庫の報告を求める。大手の集荷、卸売業者を中心に、報告内容と台帳を突き合わせる訪問調査も行う。報告に問題があれば、立ち入り検査や罰則も検討する。

小売業者や外食業者については、事前にヒアリングを実施した上で調査に取り掛かる。



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